社長コラム

働かないけど豊かなスウェーデン人?

働かないスウェーデン人

スウェーデンを旅行して驚いたのは、商店やレストランの閉店時間の早いことでした。
博物館や美術館だけでなく、一般のお店でも、閉店は午後4時。
レストランもバー以外は、8−9時で終了してしまいます。
ちなみに、一般のお店の開店は朝10時ですから、6時間しか開いていないことになります。
なので、うっかり朝寝坊して、午後から街にでたりしていると、何も買い物ができないうちに終わってしまいます。
夏休みだからなのか?と調べてみましたが、そうでもないようで、1年中こんなサイクルでした。

家庭を大切にする

最近ある調査で、父親が家庭で夕食を19時に食べている比率を国際比較したものをみました。
それによると、スウェーデンのストックホルムでは、8割が19時に家庭で食べていました。
つまり家族と一緒に夕餉を済ませているわけです。
確かに午後4時に仕事を終えていれば、どこかに寄り道しても、十分19時に家に到着することができます。スウェーデンのお父さんは、余裕を持って、家族と長い時間をすごしている、という証明でしょう。
一方、パリでは5割でした。そして、東京はなんと2割!
うーん・・・
日本のお父さんは、やはり仕事が忙しすぎるのでしょうか?
ほとんどの人は、家で夕食を食べずに、外で、会社の人か、仕事関係の人と食事を済ませているということなのでしょう。
日本の父親は子供の教育に参加せず、というのが「常識」のようですが、これだけ社会の多様化・複雑化が進むと、社会から離れて久しいお母さんだけでは厳しいかも。

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