PRキーマンとの出会い

不肖・宮嶋茂樹氏(フリーカメラマン)その2

拘置所の麻原彰晃、インドネシア津波被害、中国訪問した金正日、
イラクのバグダッド陥落・・・
数々のスクープ写真を撮影してきた、写真家の宮嶋茂樹氏の仕事場を訪問した。
週刊文春などで以前から知り合いではあったので、知人たちを紹介した。

一軒家をそのまま利用しており、1Fに、趣味のプラモデル、あふれんばかりの写真ファイル、2Fのベッドの周りには、手榴弾や銃、各国軍のヘルメットなどが、雑然と置かれてあった。
私が、アフガンにいたころは、これの火薬入りホンモノに取り囲まれて寝ていた。カラシニコフ(AK47)が懐かしい・・・
なにより強烈だったのは、戦争の写真だ。
吹っ飛んだ首だけが道にころがっている、千切れた腕をまわりの人々が見つめる、水死した数百人が浮かぶ川・・・
同席した女性は怖気づいて、後ずさりし、男性ですら、思わず目をそむけていた。
日本の新聞やテレビでは、絶対に伝えられない戦争の真実がそこにあった。
「命を引き換えにしても、有事が好き。非日常の面白さ、歴史に立ち会う感動が原動力」と彼はいう。
「お前は戦っているか?」
無言のうちに、自分が問われた気がした・・・

不肖・宮嶋茂樹氏(フリーカメラマン)その1
週刊文春に、すさまじい写真が載っていた。 インドネシア沖での地震による大津波の被害地の写真である。 死屍累々とは、このことか。一瞬にして、命を奪われた人たちの無残な遺体の山・・・思わず目をそむけてしまった。 撮ったのは、知人である、フリーカ...
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