1人あたりのGDPは日本より上
夏休みは、北欧にいってきました。
具体的には、デンマークとスウエーデンを訪れました。
北欧に興味を持ったのは、まず、その豊かさでした。(イスやガラスも興味あったけど。笑)
国民1人あたりのGDP(2004年)は、デンマークが世界12位(32200米ドル)、スウエーデンが世界26位(28400米ドル)。
日本は世界21位で、29400米ドルと、なんとスウエーデンとほぼ同じ、デンマークより低いのです。
ちなみに、世界1位はルクセンブルグで、58900米ドル(金融が盛ん)2位はアメリカで、40100米ドルです。
デンマークのイメージは?
デンマークって、九州くらいの広さしかない島国で、人口500万人しかいないんですよ?兵庫県並みだ。
スウエーデンでも、人口900万人足らず。(日本は1億2000万人)
なぜ???
デンマークなんぞ、
・アンデルセン童話(有名な人魚姫の像は、90センチしかなかった。ちっちゃい!)
・酪農(愛知県安城市は「日本のデンマーク」と称して、酪農を真似)
・高福祉(保健、福祉、医療、教育は無料。自治体予算の6割が福祉!)
くらいしか、イメージがなかったのに。
この素朴な疑問を抱き、自分の目で確かめてやろう、と行動力にモノをいわせて、はるばる出かけていったのでした。(日本からフライト11時間)
肌で感じたこと
まず現地で、肌で感じたことから。
・税金の高さ
なんと付加価値税(つまり消費税)が22%もかかる。
4000円の値札をみて、レジにもっていくと、「ハイ。5000円ね」といわれる。
それって、別の商品の値段みたい・・・
衝動買いはとても危険だ。
・物価の高さ
何を買っても、いちいち高い。
たばこは1箱800円!これなら、禁煙がすすみそう・・・
ホテルは1泊2万円だしても、中級のビジネスホテル。
ニューヨークもひどい高さだが、ヨーロッパではダントツの高さ。
・白人しかいない
他のヨーロッパ諸国は、植民地時代や移民、出稼ぎなどで、黒人、アフリカ人、中東などの人をよく見かけるが、ほとんどいなかった。アジア人も観光客程度。
・クレジットカードの普及
なんでもカードで買い物をしている。
スーパーで、チョコやガムを買う小銭レベルでも。
サインは不要で、暗証番号の入力だけで済む。
タクシーに至っては、暗証番号もいらない。
メーターとカードリーダーが、一体の小さな液晶タッチパネルになっていて、ドライバーは指先でポンポンとさわるだけで、数秒で精算を終える。
「うーん、デンマーク、恐るべし」
これが第一印象でした。