手助けをしてあげよう
「動機付け」とは?
では、「手助け」とは何でしょうか?
簡単に言うと、その商品やサービスを手に入れることによって、お客様にどんなメリットが生じるか、具体的に教えてあげることです。
あるいは、その商品やサービスが、実はどんな価値のあるものなのか、もっともっと語ってあげることです。 商品やサービスの「魅力」を伝える、ことといってもいいでしょう。「動機付け」ともいいます。
これは商品やサービスを良く知っている、あなたにしか、できません。
魅力を語る
周りを見渡すと、商品やサービスをお客様の目の前にポンと置いて、何も言わないで、「さあ、買ってくれ」と黙っている会社がなんと多いことでしょう。
いくら素敵な箱を用意しても、その中身がどうなっているのか、どうやって使うとベストなのか、他にどんな使い方があるか。教えてあげないと、箱はただの箱にすぎません。
箱についての魅力を語り、箱を動かす方法を具体的に教えてあげれば、共感したお客様は自然に購入してくれます。
「買ってくれ」といわなくても、買わずにいられなくなるからです。手助けし、さらに可能なら一緒に喜んであげる。ここまでできれば、お客様はもうあなたのトリコです。
また、同じ箱についても、感じ方や工夫は人それぞれですから、あなたならでは、の特徴がでて、ほかの店や企業との差別化になります。オリジナルな付加価値をもたらせるはずです。
広告の極意
ここに、広告やマーケティングの極意があります。
広告やマーケティングは手段ですから、あくまでテクニックです。
それを生かすも殺すも、あなたの心づもり次第と知ってください。
親しい人に語りかけるように、熱意をもって、懇切丁寧に、商品やサービスの魅力を話し、いかに素晴らしい成果をあげられるか、を説く。
そんな気持ちで、チラシやパンフ、HP、映像を作る。また、そうしたことができるような仕組みを作ることです。