PRノウハウハウツー

動機付けをしてあげよう その1

お客様はとくに欲しくない

お客様(と想定される人)は、ふだん、とくにあなたの商品やサービスをほしいと思っているわけではありません。 これは厳然たる事実です。
それがなくては生きていけない、というものは生活必需品に限られますし、必需品であっても、ほかに売っている店(企業)はたくさんあるのだから、あなたのお店(企業)で買わなければならない理由はどこにもないのです。
というと、途方にくれてしまうかもしれませんが、逆に言えば、あなたのお店(企業)でしか手に入らないモノを提供すればよいわけです。
それは商品やサービスそのものとは、限らないでしょう。あなたのところで売っているのは、それほど世界的に珍しい商品、というわけではないでしょうし、最先端の技術、というわけでもないでしょう。
ここで知恵を絞る必要があります。

売りつけない

だったら、その商品やサービスをお客様が買いたくなる、理由をつけてあげましょう。ここで間違えていけないのは、売りつけてしまうことです。
「この商品はこんなに優れているんですよ」
「こんなに安いからお得ですよ」
こうした売り方をすると、お客様は、「まあ、そういうなら買ってみるか」 と、一度は 「お付き合いで」 買ってくれるかもしれません。
しかし、二度、あるいは続けて買ってくれる可能性はとても低くなります。
なぜなら、自発的に購入したのではなく、仕方なく買ってやった、という気持ちが残ってしまうからです。
お客様が買いたくなる、というのは、あくまで、「自発的に」お客様が喜んで買う、という行動に走る、ことを意味します。
あなたは、その手助けをするだけいいのです。それ以上は「押し付け」になります。
では、「手助け」とは何か?

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