社長コラム

サッカー・ワールドカップ その1

ワールドカップの経済効果とPR

02年の日韓大会では、消費支出に直接及ぼした影響額は、8500億円、波及効果全体は1兆8000億円あったといいます。

今回も、薄型テレビやDVDレコーダーなどデジタル家電や関連グッズなどで、国内で4800億円を見込まれています。
ベスト4に進出すれば、(一気に悲観的になったが)さらに増え、5500億円に達するとの試算があります。
こうしたデータは、大手広告代理店や、シンクタンクがよく発表していますが、実際はよくわかりません。計算する範囲次第で、どうにでもなります。
しかし、トピックスとしては面白いので、マスコミではよく取り上げられます。
他愛のない、でも格好の話題だからでしょう。
そこで、ワンポイント・アドバイス。
御社の商品・サービスがからむ市場のデータを試算して、マスコミに発表してみましょう。
なるべく、今のトレンド(流行や話題)にそった感じで。
ただし、ひとひねりをお忘れなく。
たとえば、こんなふうに。
「今年のビール消費量は、猛暑が予想されるので、東京ドーム○○個分が
予想されます」
「これまで売れた××を積み重ねると、富士山と同じ高さになります」
「A社はBという商品を発表します」
「C社は、D社と業務提携しました」
こんなストレートニュースばかりが、リリースではありません。
少し知恵を絞って、変化球も投げてみましょう。
そんなデータをすぐには出せないよ」などと、あまり悩む必要はありません。
なぜなら、「遊びネタ」なので、それほど正確でなくてもいいからです。
マスコミも1つの試算・話題として、掲載しているだけなので、外れていようが、アバウトであろうが、たいして気にしないのです。
気軽に作って、「載ったらラッキー!」くらいのつもりで、やってみると意外と喜ばれるものですよ。

サッカー・ワールドカップ その2
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