ポッド・キャスティングとは
最近ビジネスマンのあいだで、ポッド・キャスティングが注目を浴びています。
ご存知の方もいると思いますが、簡単におさらいしましょう。
ポッドキャスティングは、米アップルコンピュータのiPod(アイポッド)と、Broadcasting(放送)を組み合わせた言葉です。
iPodなどの携帯プレイヤーに音声データファイルを保存して聴く放送番組といえばいいでしょうか。「ネット上のラジオ番組」ともいわれます。
(実際は音声のファイルを使うので、iPod以外でもできる。ここ誤解多し。かつての「ウォークマン」みたいなものか。)
配信は音声のみではなく、ビデオ配信もできます。ビデオキャスティングといいます。ただ、今のところはほとんど音声番組が主流です。
アメリカのブロガーによって始まり、日本では、05年初めから一部のブログが配信サービスを提供し始め、6月にアップルのiTUNESが、続いてニフティがサービスを始めて、普及に火がつきました。
どうやって聴けるの?
「私はiPodを持っていないから・・・」
という方。ご安心を。
パソコンから直接聴くこともできます。
たとえば、itunesをダウンロードしてみてください。
こうした番組を配信しているHPにいって、ライブラリーから聞きたい番組を選び、クリックすれば、自動的に番組がスタートします。繰り返し聴きたい場合は、登録しておけば大丈夫。
iPodなど携帯音楽プレイヤーのある方は、番組の音声ファイルをそれらに転送して、外に持ち出し、いつでもどこでも聴くことができます。
その可能性は?
「ラジオとどこが違うんだ?」
と思った方へ。
簡単に番組を作れるのです。また、逃すことなくいつでも聴けます。
たとえば、あなたでも今日すぐに自分の番組を制作して、配信することができます。
ICレコーダーがあれば、適当なBGMでもバックに流しておいて、言いたいことを録音。それをパソコンに取り込んで、配信サービスに委ねれば、聴きたいと思った人があとは勝手にダウンロードしてくれます。
いってみれば、ブログの音声版みたいなものです。
私も作ってみました。
DVD「日経新聞にこう売り込め!」サンプル版
DVD「日経新聞にこう売り込め!」の内容を紹介しています。よかったら、聴いてみてください。
今のところ、英会話、趣味の番組が主流ですが、ビジネス系番組も登場しているので、メルマガのように、今後普及する可能性があります。
具体的な番組などの紹介は、次回に。